ドーナツ野郎さんの退屈な日常

ドーナツ野郎さんのブログはドーナツ記念日に更新されます

7月26日

お前の過去になんて興味ねえよクソ
って思う人は読まないでください
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アイツと出会ったのは大学4年の12月だった
こんな店で飲みたくないと思いながらも無理矢理連れていかれた俺は凄くテンションが低くてすっかり酔いも覚めきった状態だった

初対面なのにアイツは凄く積極的で年齢とか職業とか彼女いるかとか色々聞いてきた
年齢が一緒だとわかると更に積極的になって気付いたらLINEを交換してた
ついでに名前で呼ばれていた
家族以外の女に名前で呼ばれたのは初めてだった

アイツは俺の知らない洋楽をよく歌ってた
「この曲有名だよ!知ってる?」
「知らないけど」
ってやりとりが毎回の恒例になってた
ツムツムもよくやってた
仕事しろよって思ってた

毎回の恒例はまだある
お見送りのハグだ
俺が帰る時に「ちょっと待って」って言って
カウンターから店の外までダッシュで出てくる
そして店の扉を閉めた後にハグ
それが帰りの挨拶だった

毎回の恒例はもう1つある
アイツが「好き」って言ってくることだ
毎回必ず最低1回は「好き」って言われてた
俺は営業トークだと思ってBGMのように聞き流してた
ある時、毎回の「好き」が営業トークじゃないってことに気付いた
乙女心・女心と世間で言われてるようなことに疎い鈍感な俺でもアイツの言ってくる「好き」の意味が理解できた
理解しながらも俺はそれに答えることはなかった

初対面から数えて何回会ったのかわからない
関係性に何の変化もないまま俺が新潟に行く日が近づいた
新潟に行くことを伝えた時アイツは
「一緒に新潟行きたい」って言ってきた
あの頃の俺には新潟に一緒に連れていくなんて選択肢はなかった
付き合ってもいないし、俺も多少は意識してたとはいっても社会人1年目でいきなり女連れで新潟に乗り込む勇気なんてなかった

今更こんなことを思い出すなんて後悔してて未練タラタラなのかなって思うしダサいなって思う

アイツを新潟に連れて行ってたら人生変わってたかな?とか
今頃、俺はフィリピンにいたかもな?とか考えることがあったりする
そんな、俺のダサさが嫌になる

アイツにリクエストしてたSWEET MEMORIESは聞きたかった
結構、歌うまかったからな


アイツはあの店にはいない
国に帰ったのかな?
今となっては消息はわからない